飯島勝矢
東京大学高齢社会総合研究機構機構長
未来ビジョン研究センター教授
人生100年時代 健康長寿の鍵は“食力”
産官学民協働のまちづくりによるフレイル予防・オーラルフレイル予防
人生100年時代といわれる世の中になり、心身機能を維持しながらいつまでも元気で、自立した日常生活を過ごしたい。
これは全ての国民の願いなのでしょう。
そのために自分自身がどのような意識を持ち、どう日常生活をアレンジできるのか。
それを考える中で、「フレイル(虚弱)」及びその根底をなす「サルコペニア(筋肉減弱)」への対策は必要不可欠です。
ライフステージを通して、なかでも高齢期における食の安定性を再び考える時期ではないでしょうか。
早期の衰えのサインとして歯科口腔分野の軽微な機能低下や食の偏りが存在します。
新概念『オーラルフレイル』を見つめ直し、産官学民協働まちづくりの考えの下で同じ方向を向き、国民全員の「食力アップ」につなげ、笑顔の絶えない幸福長寿を実現していきましょう!
Kuchino Kenkoto Taberu Chikarawo Sasaerukai